口臭

起床時(朝)の口臭の原因とは?予防方法も解説

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前

 

起床時(朝)の口臭の原因とは?予防方法も解説

 

実は、口臭の無い人はいません。口臭は誰にでもあり、口臭の度合いで感じたり、感じなかったりしているだけなのです。また、口臭は食べ物やお口の環境などで変わります。さらに1日のうちでも時間帯や体調によっても違ってきます。

 

朝の起床時に口臭が特に強いと感じることはありませんか?今回は、起床時(朝)になぜ口臭が強く感じるのか、その原因や予防方法について解説します。

 

なぜ、寝起きの口臭が強いのか?

 

なぜ、寝起きの口臭が強いのか?

 

朝起床したときに、一番口臭が気になる方も多いようです。なぜ、起きてすぐは臭いがきつく感じるのでしょう。

 

実は唾液が大きく関係しています。唾液には、抗菌作用と自浄作用があります。起きているときには、唾液が作用してお口の中を清潔に保とうと働きます。しかし、唾液は、寝ている間は分泌量が極端に減って、お口の中の汚れを洗い流すことができず、細菌が繁殖してしまいます。この細菌が口臭の原因になる揮発性硫黄化合物を増やして、ひどい口臭を発生させるのです。

 

揮発性硫黄化合物とは、硫化水素やメチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどで、いずれもひどい悪臭を放つ気体です。

 

ただし、寝起きや空腹時、緊張時に発生する口臭は「生理的口臭」と呼ばれていて、人であれば誰でも起こる生理現象です。

 

「生理的口臭」以外の原因とは?

 

生理的口臭は誰にでもあります。そこに他の原因がプラスされると、さらに口臭が臭くなってしまいます。口腔環境が悪い時間帯の「朝の寝起き」に一番強く臭いを感じてしまうには、生理的口臭以外に、どのような原因が考えられるでしょうか。

 

寝る前の歯みがきが不十分

 

歯磨きが不十分なまま寝てしまうと、唾液が不足し口腔環境が悪い中でさらに細菌が繁殖してしまいます。磨き残しがあったり、歯間に食べカスが挟まったりした状態で眠ると、細菌が汚れをエサにして増殖し、寝起きの口臭の原因になります。

 

舌苔がついている

 

舌の表面にある味蕾などの突起は表面が凸凹になっています。そこに古い粘膜や細菌などが付着したままになっていると、臭いの原因になります。

 

放置した虫歯や治療が途中の歯がある

 

虫歯をきちんと治療していないまま放置していると、細菌の温床となってしまいます。また、虫歯が神経にまで達すると、膿がたまり、それが臭いの原因になる場合もあります。

 

歯周病に罹患している

 

口臭の原因の80%が「歯周病」だといわれています。なぜなら、歯周病は「歯垢」、「歯石」、「膿瘍」などの口臭の原因と深い関係があるからです。就寝中、唾液の分泌が減っている間は歯周病が進行しやすく、歯周病に罹患していると寝起きに口臭が強くなると考えられます。

 

趣向品(アルコール、タバコなど)を好む

 

アルコールは分解される際、体内の水分をたくさん使います。ただでさえ就寝中は口腔内が乾燥しますが、深酒をして寝るとさらに口の中が渇いてしまいます。タバコは、朝に限らず、吸っているだけで口臭の原因になります。さらに、ニコチンという成分が歯周病を悪化させることにもつながり朝の口臭の原因になります。

 

口呼吸

 

口呼吸の人は、どうしても口が開きがちのため、口腔内が乾燥しやすい状態になりがちです。就寝中も口が開いているため、乾燥が進み、細菌が繁殖しやすくなります。習慣ではなく、副鼻腔炎などの鼻の病気で口呼吸になるケースもあり、病気が口臭の原因になる場合もありえます。

 

ストレス

 

唾液の分泌量を調整しているのは、自律神経です。自律神経には、活動や緊張をしているときに優位に働く交感神経と、リラックスしたときに働く副交感神経の2つがあります。ストレスを感じたり、緊張したりすると交感神経が活発に働き、唾液の分泌量が減るため、口腔内が乾燥した「ドライマウス」の状態となり、口臭が強くなります。

 

朝の口臭を予防する方法は?

 

朝の口臭を予防する方法は?

 

では、どうしたら、朝の口臭をなくす(少なくする)ことができるのでしょうか?朝起きたときの口臭を予防する方法には次のようなものが挙げられます。

 

起床してすぐにうがいをする

 

どんなにお口のケアをしている人でも、就寝中は唾液の分泌が極端に減ることから、少なからず口臭は発生します。生理的口臭は、朝起きて、すぐに歯磨きや洗口することでお口が潤えば、気にならない程度に軽減されます。

 

寝る前にしっかりと歯磨きを

 

口臭発生は寝ている間がカギとなるため、寝る前の歯磨きをしっかりと行うことで予防できます。デンタルフロスや歯間ブラシなども取り入れて、すみずみまで磨きましょう。いうまでもありませんが、歯磨きは、虫歯予防や歯周病予防・改善にもつながります

 

舌磨きを

 

舌苔(ぜったい)とは、舌の表面に堆積した白い苔状の汚れです。口の中の細菌や食べカス、口腔内のはがれた粘膜などでできており、中にはたくさんの細菌があって口臭を発生させる原因となっています。そこで、舌を柔らかいガーゼや専用の舌クリーナーで丁寧に磨くことをおすすめします。舌の表面は非常に柔らかいため、歯磨き粉の使用は避けましょう。

 

舌磨きの頻度は、1日に一度ていどがおすすめです。

 

趣向品の摂りすぎに注意

 

アルコールやタバコなどの嗜好品の摂りすぎに注意します。どうしてもやめられない人は、アルコールやタバコなどから起こる水分不足を解消しましょう。ただし、コーヒーや紅茶など利尿作用のあるものは逆効果です。

 

寝る前に水分補給をする

 

睡眠中は、体内から多くの水分が汗として蒸発します。つまり、眠っている間は、唾液の分泌量が減少するうえに、体内の水分量も減少するのです。そうなると、口の中の乾燥がひどくなり、口腔内の細菌が繁殖して寝起きの口臭が悪化します。そこで、寝る前にコップ1杯分の水を飲むなど、水分を補給することで口臭対策になります。

 

体調を整えましょう!

 

口臭は身体に不調がある際のシグナルとなる場合があります。適度なストレス発散をするほか、体に不調がないかどうか、定期検診を受診し、時には医師に相談しながら適切な治療を受けましょう。体調が整えば、おのずと朝の口臭が強くなる原因がなくなります。

 

歯科医院で定期的にケアを

 

口臭の大きな原因となるのは、細菌のかたまりである歯垢(プラーク)や、歯垢が石灰化した歯石です。歯石は自分では除去できないため、定期的に歯科医院でケアを受けることが大切です。東葉高速鉄道八千代中央駅から徒歩1分のハーツデンタルクリニック八千代中央駅前では、口臭予防につながる定期的なケアを行うとともに、口臭が気になる方のご相談にも乗っています。

 

まとめ

 

口臭はその度合いに個人差はありますが、一般的には、朝の寝起きが一番強く感じる時間帯です。生理的な口臭であれば、目覚めてすぐの歯磨きや洗口ですぐに解消されるでしょう。ただし、それでも口臭が気になるという方は、その他の原因を探り、それぞれの原因に即した改善方法をとることが必要になります。口臭に悩んで切る方は、東葉高速鉄道八千代中央駅から徒歩1分のハーツデンタルクリニック八千代中央駅前にご相談ください。

 

 

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