親知らず

親知らずの抜歯後の口臭の原因と改善方法とは

 

親知らずの抜歯後の口臭の原因と改善方法とは

 

口臭の原因として親知らずがあることが起因している可能性がある場合、抜歯をすれば原因が無くなるはずだと思われるかと思います。しかし、実際はというと、必ずしもそうではなく、中には逆に、抜いた後の方が、口臭が強くなったと感じる人も多いようです。

では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか?ここでは、親知らずの抜歯後の口臭の原因と改善方法について説明します。

 

親知らずと口臭の因果関係はあるのか?

 

親知らずと口臭の因果関係はあるのか?

 

親知らずは、ご存知の方も多いと思いますが、まっすぐ生えてくることが少なく、歯磨きが行き届きにくいことが多い歯です。そのため、親知らずが無い人に比べ、口臭の原因となる要素が多いと考えられます。

 

歯垢が溜まりやすい

現代人、特に日本人は、顎が細くスペース不足のため、親知らずが斜めや横に生えてしまうことが多いです。他の歯との段差がある場合、奥まっていることもあり歯ブラシがなかなか届きません。

そのため、親知らずは歯垢が溜まりやすく、長期間付いたままの歯垢は酸化し腐敗したような口臭を引き起こします

 

虫歯になりやすい

歯垢が溜まりやすいということは、虫歯のリスクも高くなります。虫歯は、口の中の細菌が歯垢を分解し、その際に作られる酸によって歯が溶かされる病気です。虫歯が進行すると、歯の「象牙質」という組織が軟化し、腐敗臭を引き起こすことがあります。

また、虫歯でできた穴に食物が詰まりやすいのも口臭の原因の一つです。

 

歯周病が進行しやすい

歯垢が溜まりやすいということは、虫歯だけでなく歯周病になるリスクも高くなります。歯周病が悪化すると、神経が壊死し膿がたまることがあり、これが口臭の原因になることもあります。

 

親知らずを抜いた後でも口臭があるのはなぜ?

口臭の改善が難しい場合、原因となる親知らずを抜歯することがあります。では、親知らずを抜歯したのに、口臭が逆に強くなったと感じる人がいるのはなぜなのでしょうか?

 

なぜ親知らずを抜いた後も口臭があるのか

親知らずを抜くと、あった場所にしばらく穴が開いてしまいます。穴に食べかすが詰まってしまうと、腐敗して、それが臭いの原因になることがあるのです。

 

抜歯後の傷口はどれくらいで治る?

親知らず抜歯後は、歯があった部分が開き、歯を支える骨が近いため骨も一部むき出しのままになることもあります。そこに血餅というものが少しずつ傷に蓋をして、ゆっくり穴がふさいでいきます。通常の抜歯であれば、1週間から10日くらいで、ある程度ふさがった状態になります。

 

詰まってしまった汚れは歯磨きで取り除くことはできないの?

通常は歯磨きやフロス、歯間ブラシなどで歯垢を取り除けばよいのでしょうが、抜歯後の歯ぐきは傷ついているため、そういう訳にはいきません。抜歯で開いている箇所を歯ブラシで擦ると、かえって傷口を悪化させてしまいます。

 

口臭を気にし過ぎて清掃すると悪循環に!

口臭が気になるからと無理に抜歯後の傷口を清掃すると、血餅を傷つけてしまうことがあり、最悪、細菌感染で悪化することもあります。そうなると、治るのにもさらに時間がかかってしまい、口臭も治らないということになってしまうのです。

 

親知らずが原因となる口臭の改善方法は?

 

親知らずが原因となる口臭の改善方法は?

 

では、親知らず抜歯後、口臭が気になる場合は我慢するしかないのでしょうか?穴が完全にふさがるまで1~2ヶ月、仕方がないとはいえ、職場や学校等で相手にどう思われるかというのも気になると思います。そこで、傷口が治るまでの口臭対策を考えてみましょう!

 

口臭を紛らわせるアイテムを利用しましょう

根本的な口臭改善ができないのであれば、口臭を紛らわせるアイテムを使ってしのぎましょう。例えば、お口の爽快感主体のガム、タブレット菓子、スプレータイプのブレスケアが挙げられます。

 

外出時にはマスクを着用しましょう

日常生活で人と話す際に不快感を与えないためには、マスクを着用することをおすすめします。親知らずの抜歯は頬が腫れることもあるので、それを隠す効果もあります。

 

できるだけ早く傷口が治るようにしましょう

歯磨きの際に傷口に毛先が当たらないようにしましょう。歯ブラシの毛先が傷口にあたると、せっかく出来ていた血餅を壊してしまい、治りを遅くしてしまいます。やさしく水うがい程度にしておきましょう。

 

歯に詰まりやすいものや固いものを避けましょう

もともと歯に詰まりやすいような食べ物は、傷口の穴にも詰まりやすいです。傷口を触ることができず詰まったままだと口臭の原因にもなりますし、刺激で治りも遅くなります。抜歯後数日は柔らかいお粥やゼリーなどが良いでしょう。

 

喫煙や飲酒を控えておきましょう

喫煙や飲酒は、異物や刺激になるため、傷口の直りを妨げる原因になってしまいます。さらに、喫煙と飲酒自体が口臭の原因の一つでもありますから、傷口が治るまでは控えておくのが良いでしょう。

 

まとめ

抜歯後の傷は、健康な人であれば時間がたてば必ず治ります。口臭が気になるとついつい傷口を触りたくなるものですが、それは、せっかく治りかけた状態を壊してしまう事になり、治りを遅くすることに繋がります。最初の1~2週間は口臭が気になると思いますが、傷には極力触らず、口臭予防のアイテム、マスクをうまく活用して様子を見るほうが、結果的に口臭改善への近道になるのです。

 

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