親知らず

親知らず抜歯の際の静脈内鎮静法、そのメリットとデメリットとは?

 

親知らず抜歯の際の静脈内鎮静法、そのメリットとデメリットとは?

 

親知らずというのは、普通の歯とは少し違った生え方をしていることが多いです。
斜めに生えていることもあれば、真横に生えていることもあります。
そんな親知らずがお口の中で悪影響を及ぼし始めた場合は、抜歯をしてしまうケースが多々あります。

そんな時に活用されるのが静脈内鎮静法と呼ばれる処置です。
ここでは、親知らず抜歯のどんなケースで静脈内鎮静が採用されるのか、処置の手順、メリットやデメリットなどについて詳しく解説します。

 

親知らず抜歯の時に静脈内鎮静法が採用されるのはどんな状況?

 

親知らず抜歯の時に静脈内鎮静法が採用されるのはどんな状況?

 

親知らずはいびつな生え方をしているケースが多いだけに、抜歯するのもひと苦労です。
必要であれば、親知らずをいくつかに分割したり、歯茎を切開して顎の骨を削ることもあったりします。
その際、処置に伴う不安や恐怖心を和らげるのに、静脈内鎮静法が採用されることがあります。

つまり、歯科治療に対して強い恐怖心を抱いている患者さんに適用されることがあるのです。
もしも歯科治療中に、治療への恐怖で血圧が大きく変動するようなことがあれば、大きなトラブルになりかねませんので、静脈内鎮静法によって精神的にリラックスしてもらうことはとても重要といえます。

それから、歯科用の器具などが口腔内に入るだけで、頻繁に嘔吐反射を起こしてしまう人にも、静脈内鎮静法が採用されることがあります。
こちらも親知らずの抜歯中にトラブルが起こらないよう、予防策として静脈内鎮静法が採用されます。

いずれにせよ、親知らずの抜歯という厄介な歯科治療を滞りなく進める上で、静脈内鎮静法は非常に有効であるといえるでしょう。

 

静脈内鎮静法を使った親知らず抜歯時の手順とは?

親知らずの抜歯で静脈内鎮静法を受ける場合、気になるのは日帰りが可能かどうかですよね。
静脈内鎮静法というのは、治療の30分ほど前から点滴経由で鎮静剤を全身に巡らせる鎮静法です。
薬剤が作用すると、半分眠ったような状態となります。
ですから、処置が終わってすぐに元通りにはなりません。

それだけに、親知らずの抜歯を静脈内鎮静法で行う場合は、入院が必要になるように思えますよね。
その点に関しては、基本的に入院は不要であるといえます。
親知らずの抜歯で静脈内鎮静法を行った場合、治療後1時間もすれば、もとの覚醒状態に戻りますので日帰りが可能です。
ただし、その日の飲酒や喫煙、それから激しい運動などは控えなければいけません。

 

静脈内鎮静法を使うと、使わない場合と比べてどんなメリット・デメリット

 

静脈内鎮静法を使うと、使わない場合と比べてどんなメリット・デメリット

 

静脈内鎮静法のメリット

親知らずの抜歯で静脈内鎮静法を使うメリットとしては、まず処置に対する不安や恐怖を和らげるという点が挙げられます
これは治療に伴う事故などを防止することができるだけでなく、患者さんの精神的負担を減らすことにもつながります。
それから、嘔吐反射のような危険な反応を抑えることにも役立ちますので、親知らずの抜歯を安全に終わらせるという意味では、非常にメリットの大きい処置法であるといえるでしょう。

 

静脈内鎮静法のデメリット

親知らずの抜歯で静脈内鎮静法を使うデメリットとしては、治療時間と治療費が余計にかかるという点が挙げられます
静脈内鎮静法を実施する場合、治療の前後それぞれ30分ほどは処置を施す時間が加算されるとお考えください。
費用に関しても加算されます。

それから、静脈内鎮静法を行った後は、しばらく頭がボーっとした状態になりますので、治療の当日は安静に過ごすことになる点もデメリットといえるでしょう。

 

静脈内鎮静法の親知らずの抜歯以外や、歯科治療以外で使われるケース

歯科治療において静脈内鎮静法が行われるのは、親知らずの抜歯に限りません。
上述したような医療事故につながる要素があるケースでは、静脈内鎮静法が採用されます。
もちろん、歯科治療以外の医科の治療においても、必要に応じて静脈内鎮静法が行われます

どんな場面で利用されるかはケースバイケースといえます。

 

まとめ

このように、厄介な親知らずの抜歯では、静脈内鎮静法が活用されることがあります。静脈内鎮静法にはメリットとデメリットの両方がありますので、利用するかどうかは歯科医師と相談した上で決めましょう。

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