女性の方は、顔を小さく見せたいという意識が比較的強いですよね。日頃から小顔マッサージを行ったり、ダイエットに励んだりと、努力を積み重ねている人も沢山いらっしゃいます。ただ、顔の大きさというのは、骨格によってある程度決まっていますので、マッサージなどの努力では、顔を小さく見せるのにも限界があります。そこで気になるのが、親知らずの抜歯です。
骨格的な整形治療を受けるのは敷居が高いですが、親知らずの抜歯なら、元々不要な歯であることが多いですし、それで小顔効果が得られるのならありがたいですよね。ここでは、そんな親知らずの抜歯と小顔効果について詳しく解説します。
親知らずは歯列の一番奥に生えている
親知らずというのは、専門的には第三大臼歯と呼ばれる歯で、最後に生えてくる永久歯です。ですから、生えてくる位置も自ずと一番奥になりますので、基本的にはあまり目立つものではありません。ただ、その位置関係上、親知らずを抜歯することによって小顔効果が得られるケースがあります。
それは親知らずがあることによって、顔の輪郭が大きくなっているケースです。とはいえ、多くのケースでは、親知らずを抜歯しても、それほど大きな小顔効果は得られないといえるでしょう。
親知らずの抜歯によって小顔効果が得られるケース
親知らずが上下できちんと噛み合っている
親知らずは、上下合わせて4本存在しています。この本数には個人差があって、そもそも1本も生えてこない人がいれば、4本ともきっちり生えてくる人もいます。そして、4本ともきっちり生えていて、噛み合わせにも貢献している親知らずであれば、抜歯によって小顔効果が現れることがあります。
なぜなら、上下できちんと噛み合っている親知らずというのは、その周囲の骨や歯肉、それから筋肉なども発達しており、顔の輪郭にもそれなりの影響を及ぼしているからです。そんな親知らずを抜歯すると、次第に顎の骨が吸収され、顎の筋肉も衰えていきますので、顔の輪郭も少しばかり小さくなることでしょう。
えらや頬骨が張っている
ひとによっては、えらや頬骨が張っていることによって、顔が大きく見えることがあります。いわゆる骨格的な要素といえるでしょう。こうした問題は外科処置などによって解決するのが最も適切かもしれませんが、親知らずの抜歯によって幾分改善されることもあります。
具体的には、上顎の親知らずを抜歯した場合に、頬骨付近の骨が吸収されるため、輪郭が少し小さくからです。また、下顎の親知らずを抜歯した場合でも、えら付近の骨が吸収されるため、ある程度の小顔効果が期待できます。
顔の大きさを決めているのは歯ではなく骨格
顔の大きさというのは、その大半が骨格によって決められています。もちろん、顔に沢山の脂肪がついていたら、それを取り除くことによって小顔になりますが、骨格より小さな顔にすることはできません。
親知らずを抜くと小顔になるって本当?歯も骨と同じように硬い組織で、顔の大きさにも強く影響を及ぼしているように思えますが、親知らずを数本抜いたからといって、顔貌自体にそれほど大きな変化は見られないのです。ですから、基本的には親知らずの抜歯による小顔効果は期待できないといえるでしょう。
ただし、上述したようないくつかのケースでは、程度の差はあれど小顔効果が現れることがあります。ですので、小顔効果を期待して親知らずを抜歯したいと考えている方は、まず歯科医師に相談してみましょう。歯科医師は顔の骨格にも精通していますので、エックス線画像などを分析すれば、抜歯による顔貌の変化なども予測することができます。
まとめ
親知らずには、智歯周囲炎という特別な病気があるくらい、口腔内で悪さをしやすい歯といえます。それだけに、何か問題があった場合は、抜歯を選択することがほとんどです。それだけに、小顔効果を期待して親知らずの抜歯を希望される方もいらっしゃいますが、実際はそれほど大きな結果が得られないことが多いので、あまりお勧めはできません。
どのくらいの小顔効果が見込めるかは、歯科医師に診断してもらいましょう。

ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
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