インプラント

インプラントの治療期間

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前

 

インプラントの治療期間

 

今日ではインプラント治療がどのような治療なのか、ある程度理解されている方は多いかもしれませんが、では実際にインプラント治療を受けるために、どれ位の期間歯科医院に通う必要があるのでしょうか。今回はインプラント治療にかかる期間について説明していこうと思います。

 

大まかなインプラントの治療の流れと期間ついて

 

大まかなインプラントの治療の流れと期間ついて

 

インプラント治療は大まかに、インプラントの埋入、歯の頭の芯の部分に相当するアバットメントと呼ばれる物の装着、その上にいわゆる被せ物の装着という流れで進行していきます。

 

歯周病や大きな虫歯などの問題がなく、十分な顎の骨を持っている患者さんのケース

 

下の顎の場合はインプラントを入れてから、3か月後にアバットメントを入れ、その後約1か月で最終的な被せ物が入ります。

 

上の顎の場合は下の顎の骨に比べて顎の骨が柔らかいので、インプラントを入れてから半年後にアバットメントを入れ、1か月後に最終的な被せ物が入ります。

 

よって、下の顎だとインプラント治療を始めてから約4か月後上の顎だと治療開始後約7か月後に最終的な被せ物が入るというのが基本です。

 

健康なお口の中でこそ、インプラント治療の結果も良好です!

 

しかし、歯周病や虫歯を持っている患者さんの場合は、インプラント治療を開始する前に、その他の問題を治している必要があります。

 

例えば、歯周病の場合はその程度にもよりますが、数ヶ月から1年以上治療に要するケースもみられますし、虫歯に関してもその本数や根の治療の有無などにもよりますが、数か月かかる場合もあります。

 

ただし、歯周病と虫歯の治療は並行して行っていく場合がほとんどです。早くインプラントを口の中に入れたい気持ちもわかりますが、きちんと計画的に治療を進めていかないと、インプラントを入れた後に、その他の不具合がでてきて余計に治療が複雑化、長期化する危険性もあります。また、歯周病で歯肉が健康な状態でない場合は、インプラントの予後が悪くなる傾向にあるので注意が必要です。

 

顎の骨が不足している場合は再生治療を行う

 

顎の骨が不足していて、インプラント治療の前に顎の骨を再生する手術を受ける場合、手術の術式の種類や、上の顎か下の顎かの部位の違い、はたまた患者さんの年齢、健康状態にもよりますが、最低でも3カ月~6カ月は顎の骨の再生治療に要します。

 

インプラントの種類、術式による治療期間の違い

 

インプラントの種類、術式による治療期間の違い

 

現在は、多くの種類のインプラントが開発されていて、各歯科医院で使用されている種類も本当に様々です。

 

骨との接着を促進するためにインプラントの表面にハイドロキシアパタイトと呼ばれるものをコーティングしているものもあります。そういったインプラントを使用すると、インプラントを埋入してから、前述したアバットメントを装着する期間を短くできる場合があります。

 

また、ややアドバンスな術式ですが、インプラントを埋入してからすぐにアバットメントを装着して、仮の歯を入れるやり方もあります。そうなってくると、治療期間はさらに短縮されてきます。

 

インプラントの種類や術式については、各歯科医院の先生の勉強されているバックグランドによって大きく影響される傾向にあります。よって、通院されている歯科医院ではどのようなインプラント治療を行っているか、直接聞いてみるのが一番いいでしょう。

 

インプラントを入れたら一生もつかは口腔ケアしだい

 

せっかくきちんとしたインプラントが入っても、毎日の歯ブラシでお口の中を清潔に保っていないと、インプラントの周りの歯肉が炎症を持ち、インプラントが埋まっている顎の骨も、歯周病と同様に吸収されてきます。

 

ですので、インプラントが入っても、気を抜かずに日々の口腔ケアをしっかりし、定期的に歯科医院でメインテナンスを行う必要があります。以前インプラント学会で、インプラントは一体どれくらい持つのかという話題があがり、ある先生は「患者さんの健康状態が今と変わらないという前提で、しっかり口腔ケアをしていけばインプラントはずっと持ちます」とご意見を述べられていました。

 

もちろん、免疫力などの個人差はあると思いますが、基本的に、糖尿病、骨粗しょう症、その他のおおおきな病気にかからずに、口の中の健康状態も問題なく過ごされていけば、インプラントは一生ものと考えていいと思います。

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