昔、口内炎で痛い時に、おじいちゃん、おばあちゃんから「ハチミツを塗ればいいよ」と言われた事はありませんか?ハチミツが口内炎に良いと、昔から言い伝えられたのかも知れません。なかには、昔から言い伝えだから口内炎が良くなるわけがない思う人がいるかもしれません。
実は、口内炎にハチミツを塗るのは、実験でも実証されている有効な方法の一つなのです。ここでは、ハチミツの効果と塗り方について、紹介していきます。
ハチミツの持っている効果
甘くてトロ~リとしたハチミツが、なぜ口内炎に効果をもたらすのでしょうか?それは、ハチミツの持っている成分と関係があります。ハチミツの成分が、どんな効果をもたらすのか、詳しく見てみましょう。
ハチミツには殺菌作用がある
意外に思うかもしれませんが、実は、ハチミツには、殺菌作用と消炎作用があり、口の中で増殖していく細菌を減少させてくれる力があるのです。
ハチミツの粘性が浸透
ハチミツは粘性がありますので、口の中に長くとどまることができます。そのため、患部に細菌が入るのを防いでくれるのです。
ビタミンやミネラルが豊富
ハチミツの中には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。口内炎の原因はビタミン不足などによって発症する場合もあるので、ハチミツに含まれているビタミンB群等が口内炎の治癒を助けてくれます。
ハチミツの効果が実験により実証された
サウジアラビアの国立大学の実験で、ハチミツには、鎮痛効果や炎症を抑える効果があることが実証されました。
口内炎のパッチと呼ばれる張り薬と貼った方と、ステロイド系の軟膏を塗った方、ハチミツで治療した方を比べてみたところ、ハチミツを使って口内炎を治療した方が、口内炎は一番小さくなり、痛みが收まる時間も、1日で収まったと言う報告がありました。
ハチミツの効果的な塗り方
口内炎に効果のある、ハチミツですが、お口の中にできた口内炎にどうやって塗ればよいのかというと、口内炎をカバーするように、ハチミツを塗っていきます。 ただし、口内炎の発症する箇所は、塗りにくい部分もあるので、その時はスプーンに取り、少しずつ塗って下さい。
口内炎によっては痛みも生じる場合 もありますが、最初だけで徐々に痛みはなくなっていきます。
ハチミツ以外にも薬に代用できる食べ物
口内炎の薬がない時に、口内炎の薬として代用できるハチミツですが、ハチミツ以外でも家の中にあるもので、代用できるものはないのでしょうか?口内炎の民間療法として、利用できる食べ物はいくつか存在します。その食べ物をご紹介しましょう。
塩を使う
塩水で口の中をうがいします。そうすることで、口内が殺菌されて清潔になります。やり方は、コップ1杯のぬる湯のなかに、スプーン1杯の塩を入れて溶かし、その塩水で口の中をゆすぐ方法です。注意点として、塩を口内炎に直接塗ってはいけません。塩を口内炎に直接塗ってしまうと激しい痛みを発症してしまいます。
梅干し
梅干しを口内炎に被せて、使用します。その際には、梅干しの皮に果肉がついているものがよいでしょう。梅干しの成分が口内炎中にある菌を殺菌し、自然治癒を促進します。
早く治したいのなら、ハチミツよりも歯医者さんへ
口内炎の時に、ハチミツを利用すれば、鎮痛効果や炎症を抑え、患部を殺菌してくれますが、あくまで自然治癒を促進するものであり、薬ではありません。
ハチミツを使用しても、痛みが治まらない場合は、別の病気が併発している可能性もありますので、早目に歯科医院、病院の口腔外科にいって診察を受けて下さい。
まとめ
ハチミツは、鎮痛効果や炎症を抑える効果、口内炎の原因の一つである、ビタミン、ミネラルの補充には有効です。ハチミツを塗る際には、口内炎を覆うように塗ると良いでしょう。自宅に口内炎の薬がない時などは、ハチミツは、心強い味方となりますので、覚えておいて下さい。
ただし、ハチミツはあくまで補助的な役目なので、早く口内炎を治したいのなら、歯科医または口腔外科での診察を受けることをお勧めします。

ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前


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