「入れ歯を入れると違和感がある」「異物感が気になってうまく話せない」「このまま使い続けて大丈夫?」
このような悩みで歯科医院に相談される方は非常に多くいらっしゃいます。
入れ歯は失った歯を補う重要な治療法ですが、天然の歯とは構造や感覚が異なるため、装着初期や口の中の変化によって違和感が出ることがあります。
しかし、強い違和感や長期間続く不快感は、調整や治療が必要なサインであることも少なくありません。
この記事では、「入れ歯 違和感」という疑問に対して、違和感が出る原因、慣れるまでの目安、放置するリスク、歯科医院での改善方法までを分かりやすく解説します。
入れ歯の違和感はよくあること?

結論から言うと、入れ歯の違和感は珍しいことではありません。
特に以下のようなタイミングでは、違和感を覚えやすくなります。
- 入れ歯を作ったばかりの時期
- 久しぶりに入れ歯を使い始めたとき
- 体調不良や口内環境が変化したとき
ただし、「違和感があるのは仕方ない」と我慢し続ける必要はありません。
入れ歯に違和感が出る主な原因
① 入れ歯が歯ぐきや顎に合っていない
歯ぐきや顎の骨は年齢とともに変化します。
その結果、以前は問題なかった入れ歯でもフィット感が失われ、違和感が出ることがあります。
② 噛み合わせのズレ
噛み合わせが合っていないと、特定の部分に違和感や不安定感を覚えます。
「噛むとズレる」「浮く感じがする」という場合は要注意です。
③ 入れ歯の厚みや形状による異物感
特に総入れ歯では、口の中を覆う面積が広いため、慣れるまで異物感を覚えることがあります。
④ 舌や頬との接触
入れ歯の縁や形が合っていないと、舌や頬に当たり、違和感や話しにくさの原因になります。
⑤ 長期間使用による劣化
入れ歯がすり減ったり変形すると、安定性が失われ、違和感が強くなります。
入れ歯の違和感はいつまで続く?

一般的に、新しい入れ歯に慣れるまでの期間は、数日〜2週間程度が目安とされています。
この期間中は、軽い違和感や話しにくさを感じることがありますが、徐々に改善していくケースが多いです。
しかし、1か月以上違和感が続く場合は、調整が必要な可能性があります。
入れ歯の違和感を放置するとどうなる?
違和感を我慢して使い続けると、以下のようなリスクがあります。
- 歯ぐきの炎症や痛み
- 顎の骨への負担増加
- 噛む力の低下
- 入れ歯がさらに合わなくなる
結果として、食事や会話を楽しめなくなってしまうこともあります。
歯科医院でできる違和感への対応
歯科医院では、違和感の原因に応じて以下の対応を行います。
- 入れ歯の微調整
- 噛み合わせ調整
- 裏打ち(リライニング)
- 入れ歯の作り直し
多くの場合、適切な調整によって違和感は大きく改善します。
入れ歯の違和感を減らすためにできること
- 違和感があれば早めに相談する
- 定期検診を受ける
- 正しいお手入れを続ける
- 無理に我慢しない
まとめ|入れ歯の違和感は改善できます
入れ歯の違和感は、多くの場合「調整や見直し」で改善できます。
我慢して使い続ける必要はありません。
少しでも「おかしい」「使いにくい」と感じたら、早めに歯科医院へ相談しましょう。


1995年 北海道大学歯学部卒業。
得意領域は根管治療。歯も家と同じく基礎が大事。その基礎と言える根管治療を丁寧に行うことを信条としています。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前



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